2010年4月アーカイブ

バチカン―ローマ法王庁は、いま (岩波新書) サブタイトルは「ローマ法王庁は、いま 」
読んだのは1年半ほど前ですw

この頃は「世界を知ろう」をテーマに読書していて、このバチカンに始まりイスラムとメキシコに関する本を読みました。
ええ、「世界を知ろう」は新書3冊で終わりでした。
いずれもあまり内容を覚えていませんw

この本の著者は2003年から2007年まで朝日新聞社のローマ支局長を務めていた方です。
つまり、ヨハネ・パウロ2世の逝去と、ベネディクト16世の就任に立ち会っているわけです。
本題からはちょっとずれますが、メディアの人達が重要人物の死去にあたってどんな準備をしているか垣間見れて興味深かったです。
内容としてもヨハネ・パウロ2世時代のバチカンの話が中心ですね。
イタリアでのバチカンの受け止められ方の話は新鮮でした。
他宗教(特にイスラム)との対話も興味のあるところです。

ベネディクト16世はどうなんだろう?
大魔王ネタ以外であまり見かけない気がします。
バリバリの保守派っぽいので、あまり期待できませんが。
この辺もたまにはフォローしていきたいところ。
今更ながら2008年9月に札幌・小樽に、2010年2月に網走・紋別あたりに旅行に行ったのでメモしておこうと思う。どちらも2泊3日の旅。

お次は網走・紋別編。

北海道は二度目。
今回はオホーツク海沿い辺りに行ってきました。

流氷を見ることがテーマだったのですが、残念ながらこの年(2010年)は既に流氷は去ってしまっていました。
ただ、湖は凍結していましたね。
前回訪れた札幌はただただ大都会って感じで、小樽も普通の田舎って感じで(失礼)、何となく抱いていたオーソドックスな北海道のイメージはあまり感じられなかったですが、今回は北海道っぽい北海道を感じることができました。
凍った湖もそうですが、どこまでも続いていくような道とか広大な牧場?とか。

以降、時系列無視で思いついたことを適当に。

一泊目は海山美味の宿 悠林館
ここは良かったです。
料理もお部屋も。
牡蠣に蟹にホッケにと……もう最高です。
お部屋は、彼女を連れて訪れたい感じ。

【網走監獄】
公式サイト
ジャンルとしては博物館ですが、広い敷地に当時の建物を移築したり、再現構築したりしています。
(自分の中では)北海道開拓というと屯田兵のイメージだけど、道路の建設に囚人も動員されていたそうで、それは過酷な労働だったらしい。
まあ、人権概念なんて無いに等しい時代ですしね……。

期待以上の場所でした。

【オホーツク流氷館】
【オホーツク流氷科学センター】
全然別の場所ですが、流氷繋がりということでひとまとめでw
流氷なんて正直(科学的な意味で)あまり興味無かったのですが、北海道のオホーツク海沿岸部というのは流氷が到達する南端なんだそうで、オホーツク海の地形が関わっていたりとなかなか興味深かったです。

【ザンギ丼】
網走のご当地メニューらしい。
オホーツクサーモンの唐揚げですね。
存在を知ったのが遅すぎて食べる機会を逃してしまいました。

【関連記事】
北海道旅行メモ(札幌・小樽編) - hexarys

2010_北海道
自滅する企業 エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病 (ウォートン経営戦略シリーズ) サブタイトルは「エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病」
ここ1年半ほど書評(というほど大したものではないが)をサボりまくっていたので、リーマンショックの少し前に読んでいた本です。

7つの習慣病それぞれについて1章を割き、複数の具体的な企業の事例、主な症状、治療法を示しています。各章の最後にエッセンスがまとめてあるのも便利。
そして、7つの習慣病とは以下の通り。

・現実否認症
・傲慢症
・慢心症
・コア・コンピタンス依存症
・競合近視眼症
・拡大強迫観念症
・テリトリー欲求症

基本的に経営者・管理職向けの記述になっていて、一般社員の立場から「治療法」が実践できるかというと、ちょっと難しいかもしれません。
まあ、提案はできると思いますけど。

経営者・管理職になったら時々、読み返すと良いかもしれません。
今更ながら2008年9月に札幌・小樽に、2010年2月に網走・紋別あたりに旅行に行ったのでメモしておこうと思う。どちらも2泊3日の旅。

まずは、札幌・小樽編から。
もう1年以上経っているので多少記憶が改竄されているかもしれません。

北海道上陸は今回の旅行が初めてでした。

【札幌の全般的印象】
都会!
どこまでも街が続いている印象。
建物とか道路が全体的に大きい感じがした。
道路が碁盤目状になっていて、分かりやすい筈なのですが、なぜか迷いやすかった。

【時計塔】
日本3大がっかりの一つ、時計塔は散々言われてるので特に期待していなかったのですが、期待を遙かに下回るがっかり度でしたw
ある意味「がっかり」としては期待を上回っているのかもしれませんけどw
最初に通りがかった時はしばらく存在に気づくことが出来ませんでしたww

【テレビ塔】
微妙。

【料理】
堪能しました。
さすがに美味しかった。
ルイベという凍らせた鮭の刺身?を初めて食べた。
凍らせて寄生虫を死滅させるらしい。
文化の背景に想いを馳せながら食べるとまた違った味わいがあって良いです。

【小樽】
札幌から小樽へは電車で移動しましたが、海沿いを走るのでなかなか面白いです。
小樽では寿司をたらふく食べました。
それから屋形船に乗りました、遊覧船としてですが。
屋形船での宴会はやったことないので、一度、経験してみたい。

【ススキノ】
キャッチについていくのは危険らしく、同行者にも地元の人にも繰り返し注意された、ような気がする。
いろいろと浄化作戦もやっているらしく、表通りで声をかけられることはありませんでしたが、怪しげな通りに入ると危ないのかも。
あと、北海道では東京でいうキャバクラのことは「ニュークラ」という言葉を使うらしく、北海道の「キャバクラ」はちょっとえっちい店を指すらしい。
紛らわしいので、そういうのが好きな方は注意されたしw

【札幌ドーム】
北海道まで来てなぜかプロ野球観戦をした。
テレビ中継も含めて、プロ野球の試合を最初から最後まで見るのは人生初でした。
(野球の試合という観点では高校時代に授業で六大学野球の試合の応援をしたことがあるので人生2回目。まあ、その時は野球の試合なんて殆ど見てませんでしたが)

ちなみに、対戦カードは日本ハム対楽天イーグルスでした。
球場で観戦してると、実況中継みたいなものがないので、ゲームの展開がよく分からなかったw
ただまあ、何となく感じたのは現地で応援するのって一種の祭りのようで一体感とか熱気があるので、好きな人は好きなんだろうなと思った。

【関連記事】
北海道旅行メモ(網走・紋別編) - hexarys

2008_北海道
東京海上HDがサウジアラビアで、生損保兼営の保険会社「東京海上サウジアラビア社(Tokio Marine Saudi Arabia Ltd.、仮称)」をアルインマー銀行(中東で資本金が最大級らしい)と合弁で設立することで基本合意したとのこと。
2010年中には開業予定で、同銀行の支店網を通じてタカフルの販売を行うらしい。

東京海上HD:サウジアラビアで合弁保険会社-日経(ブルームバーグ)
サウジアラビアにおける合弁生損保兼営保険会社設立について(公式サイト)

出資比率は以下の通り。
東京海上日動火災保険株式会社:28.75%
アルインマー銀行:28.75%
サウジアラビア基礎産業公社グループ会社他:12.50%
公募による一般株主:30.00%
※サウジの証券市場(Tadawul)に上場するようです。詳細はよく分からりませんが、保険会社は株式公開する必要があるっぽいです。
「サウジアラビア王国の監督局SAMAの指導により共済保険監督法を充足するため、同社株式の30%を株式市場に公開」とのこと。

当社グループは新会社を、近い将来「世界の4人に1人」になると言われている世界のイスラム教徒のお客様が安心してご加入できるイスラム保険(タカフル) 商品を取り扱う主要拠点と位置づけ、イスラム諸国においてもお客様に「品質」で選ばれ、成長し続ける会社を目指し努めてまいります。

当社は、すでにサウジアラビア、マレーシア、インドネシア、エジプトの主要イスラム4か国でタカフル商品を投入しております。さらに、ドバイに当社のタカ フル戦略本部を設けて市場調査と商品開発を行なうとともに、シンガポールにリタカフル会社(タカフル版の再保険会社)を有するなど、世界の保険グループに 先行してタカフル事業に取り組んでおります。

ということらしい。
世界の4人に1人がイスラム教徒になるのですね。
イスラム金融、特にタカフルに関しての動向は今後も注視していきたいと思います。

【関連記事】
東京海上HDのタカフル展開についてのまとめ
前回の記事はこちら→最近の投資状況(2009年12月末)

今回は一つ特筆すべき点があります。
それはこの3月末を以て投資歴が満10年を迎えたことです。
当初は10万円を元手にミニ株から始めたのですが、今では日本株はもとより米国株、ETF、投信、金地金、外国債、匿名組合などに投資対象は広がっています。
現在は投資していないけど、FXや社債などに資金を投じたこともありました。

思えば、この10年いろいろありました。(記憶を頼りに書いているので間違ってたらごめんなさい)
投資を始めた頃は株式売買委託手数料が自由化され、ネット証券が勃興していた頃です。
ヤフーの株価が1億円を突破したりしていました。
ちょっとした投資ブーム期だったと記憶していますが、私が投資を始めるのを待っていたかのように、早速ITバブルが崩壊しましたw
(今考えれば、靴磨きの少年の話ではないですが、当時中学3年生の自分が投資に興味を持ったぐらいですから、それはもうバブル崩壊フラグに違いありませんよね)

そんなこんなで3年ぐらい低迷が続いた後、再び株式市場が活況を呈するようになります。
ライブドアとか村上ファンドが活躍?していた頃ですかね。
小泉政権時代。
何だか懐かしい……。

日本株も伸びたと思いますが、新興国の株も大きく伸びていて、FXが注目されだしたのもこの頃ですかね。
20歳になると同時にFX口座を開設したことを覚えていますw
円キャリートレードが華かりし頃、ですね。
「スワップ派」と呼ばれていた人達、今はどうしてるんだろう……。

振り返れば、利用していたネット証券も今川三澤屋証券(今は名称変更してリテラ・クレア証券)から始まり、マネックス証券(当初はマネックス・ビーンズ証券だったかな? 今春オリックス証券と統合)、ジョインベスト証券(今は野村に統合)、SBI証券(口座開設当時はイー・トレード証券だったかな?)と移り変わっていきました。
こうしてみると、移り変わりが激しい業界ですね。 (ちなみに、今はSBI証券とマネックス証券を併用しています。他にも口座を開設した証券会社があったような気もしますが、思い出せませんw)

まあ、そんな黄金期?も長くは続かず、「サブプライム問題に端を発した世界金融危機」が始まり、2008年9月のリーマン・ブラザーズの破綻でクラッシュ。

そして、2009年に何とか復活を遂げて、2010年もぼちぼち、といったところでしょうか。

以下は2000年3月末を100として指数化したときの日経平均とTOPIXと私のパフォーマンス(日本株オンリー)です。
ちなみに、信用取引(とそれに付随して空売りも)はやっておらず、買い一辺倒です。
微妙に株を持ってない時期もあったかもしれません。
一応、推移だけを見ると常にインデックスに勝ってるんですよね……。
資金投入の仕方がヘタクソなので、見た目以上に儲かってないのが残念なところなのですが。


それから毎度恒例のアセットアロケーションです。

今回から株式と債券を先進国と新興国で別にしてみました。
新興国株式はもっと割合が高いと思っていたけどそれほどでもなかったので、20%ぐらいにまで増やしたいところ。
日本株は……今年はオーバウェイトかなと思っていたけど、最近はさすがに過熱し過ぎかなと思っています。

不動産・金地金は5%ぐらいを目標にしたいのでまあこんなOK
外貨現預金と先進国債券(米ドルMMF)は主に外国ETFと外国株買い付け用の資金で、タイミングを見極め中。

ちなみに、色分けは
グレー系:現金同等物
ブルー系:株式
パープル系:債券
グリーン系:不動産
って感じで、色が濃くなるとリスクが高い感じです。

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