2009年5月アーカイブ

利回り55%

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世間では「100年に一度の危機」とか言われてますが、ちょっと景気のよさげな話をしてみたいと思います。

利回り55%、より正確には税引前で55.03%で、決算後に支払いがあるまで2ヶ月あるのでその分を差し引くと47%ほどになってしまうのですが、自分が実際に投資した商品です。
ちなみに、怪しいアフィリエイトではないのでご安心をw
いや、実際にアフィリエイトがあれば貼ってみたかったけど。

とまぁ、少し引っ張ってしまいましたが、その商品とは以前にも紹介した気がしないでもないミュージックセキュリティーズのBOLERO-39というファンド(2009年5月31日現在では上から2番目)です。
あまり期待せずに試しに買ってみた程度だったのですが、この会社の今までの音楽ファンドの中で最高の利回りになったんじゃないでしょうか。

惜しむらくは、5000円しか投資しなかったことですねww
(そもそも、ファンドの規模自体が214万円しか無いわけですけど)

ちなみに、期待を込めて2万円を投じたBOLERO-40のRagdollさんは残念ながら(運用期間半年ですが)0.37%の利回りでした。
株だけじゃなくて、音楽も見る目(聴く耳?)が無いのか……。
いやまぁ、(投資としてはともかく)売れればいいって訳でもないですがね。
自分は音楽聴いて良いと思ったから投資したわけで。(すっぱい葡萄の話に聞こえるかもしれませんが)

ただ、リスクに見合っているのかというと正直微妙かもしれません。
まあ、小額であればちょっとしたスパイスとして面白いんじゃないでしょうか。
……前にも似たようなことを書いた気もしますが。

参考までに、独自の統計によると、今までに償還された全32音楽ファンドの平均年換算利回りは約7.37%ほどでした。
そのうち、年換算利回り1%未満のファンドは16本、さらにそのうち0.1%未満は10本ですが、マイナスとなっているファンドはありません。
この辺、関係者が損益分岐点をぎりぎり越えるように購入しているんじゃないかって気がしますが、どうなんでしょう?
あと、とっくに当初の会計期間を過ぎてるはずなのにいつまでも運用中となっているファンドもあってちょっと不透明な感じがします。
出資者向けには何らかの説明がされてるのかもしれませんが(黒字化?まで償還保留して運用継続しますとか)

逆に利回り10%越えは8本で、割合にして4分の1。
音楽に目が利く人にはオススメなのかもしれません。
元ネタが見つけられないのですが、どこかのブログか何かでこんな話がありました。
「100年に一度の危機というが、日本は60年前に戦後の焼け野原を経験している」

うん、確かに。
金融資産はだいぶ融けてしまいましたが、モノがなくなったわけでは無し。
経済的苦境による自殺者の問題はありますが、戦死者が大勢いるわけでも無し。
※統計の取り方はいろいろあるようですが日本の先の戦争での戦死者200~300万人に対し、2008年の自殺者は約3万2000人。
ちなみに、経済・生活問題を理由とした自殺は7400人ほどで、約半分は健康問題を自殺の動機としているようです。
少し意外でした。

とはいえ、第二次世界大戦は世界恐慌が発端と言えなくもないわけで、この先、第三次世界大戦勃発なんて話になると変わってきますが、さすがにそれは考えにくいと思います。
いわゆる「負の所得税」
気付きませんでしたが、結構まじめに議論されているようですね。
税制調査会/第2回スタディ・グループ(5月22日)資料一覧の資料(給付付き税額控除)参照。

日本で導入されることはこの先20~30年は無いと思ってたけど、早ければ5年後ぐらいに導入されるかもしれません。

関連エントリ:「自由と保障」トニー・フィッツパトリック

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