「レバレッジ時間術」

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今までこういう本は何となく胡散臭くてあまり読んでなかったけど、少し認識を改めた。
良いところはどんどん取り入れていきたい。

サブタイトルは「ノーリスク・ハイリターンの成功原則」
本書では著者の具体例がいろいろと紹介されていて、それぞれ参考になる。
が、一番の収穫は「原則」というか考え方だと思う。
「ノーリスク・ハイリターン」という言葉にはちょっと拒否反応が起きるけどw

で、その原則というのが時間にも投資の概念を適用すること。
節約では限界があるけど、投資なら大きな時間を生み出せるというわけ。
このへんは船井総研社長の小山さんの「売上10%アップより30%アップのほうが簡単」という考え方にも通じるんじゃないかと思った。
つまり、従来の延長ではなくて、ブレイクスルーを図ることの大切さ。

その他にも子ネタが満載だし、本の構成自体も著者の哲学が反映されていてなかなかの一冊に仕上がっていると思う。
個人的には、読んでいる途中に、先日読んだ「転ばぬ先の経済学」で出てきた概念の変奏を感じ取れたりと自分の頭の中で有機的に結びついていく感覚が心地よかった。

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