「転ばぬ先の経済学」デイヴィッド・R・ヘンダーソン&チャールズ・L・フーパー

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これはお勧め。
特に、合理的な判断ができるようになりたいと思う人は是非。
原題は「Making Great Decisions in Business and Life」
この邦題を考えた人はなかなかセンスがあると思う。

本の帯には「百円を惜しんで百万円の損をしている。超一流の学者も、大会社の経営者も、考えられないようなミスをするのはなぜか? 元アメリカ大統領経済アドバイザーが豊富な事例から教える、ものごとを成功に導く『正しい判断力』を鍛える上級テクニック」とあります。
経済学といってもマクロやミクロがどうしたという経済学ではなくて、実生活で役立つ最良の意思決定のための「生きた経済学」です。

まぁ「上級テクニック」というのは言い過ぎかな。
「基本的考え方」くらいでいいと思います。
ただ、それができてない人がとても多いという話。
ノーベル経済学賞を取った人でもこうした判断ミスを犯すらしい。

全15章と充実した内容なので、機会費用やサンクコストの話程度なら知ってるよって人も学べることは多いと思います。
知ってる話でも実例が面白かったりするので退屈しません。
いや、自分の話なんですが。

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