COBOLの感想

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COBOLの略がCOmmon Business Oriented Languageだと知って少し意外に思いました。
何かいかにもOOLとかSOAのパラダイムシフト先って感じの名称っぽくないですか?

言語としては比較的簡単だと思います。
アセンブリとCやJavaとの間のミッシングリンクを見つけたようで楽しい気分になれました、最初のうち限定ですがw
Business Orientedって言ってるだけあって、前評判のとおり帳票出力関係はなかなか強力。

でも、環境がちょっと……。
z/OSなんですが、使いにくくてしょうがない……。
ある程度使い慣れたり、使いこなせるようになるとまた違うのかもしれませんが。
イメージとしては、PC98みたいな感じです。
コーディング→コンパイル→(連係編集)→実行→結果確認も凄い面倒。

言語自体としても制約が多くて面倒です。
例えば……
・コメントを示す"*"は7列目に書かなきゃいけない
・特定の記述は8~11列目から書き始めないといけない
・普通の命令は12列目以降から始めないといけない
・文字と演算子の間にスペースを入れなくちゃいけない
などなど。
コンパイラを作ったときのことを思い出しながらこういう仕様のことを聞いてると、なかなか興味深いです。
最近よく思うんですが「コンパイラ」と「コンピュータの構成と設計」は苦労した甲斐あって物凄くためになってる気がします。
同じ事を見聞きしても理解度が全然違ってくると思います。

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